日立保健所管内の感染症発生状況について
2025年第43週(10月20日~10月26日)の感染症の発生状況について(情報提供元:日立保健所保健指導課)
日立保健所管内の発生状況
(1)全数把握対象疾患 ※1
腸管出血性大腸菌感染症1件 (県全体3件)
【参考 県内の動向(主なもの)結核2件、梅毒6、百日咳29件】
(2)定点把握対象疾患 ※2
・急性呼吸器感染症:定点あたり報告数137.40(前週112.40)【県全体74.41(前週61.56)】
・新型コロナウイルス感染症:定点当たり報告数7.80 (前週10.20)【県全体2.78 (前週3.54)】
・インフルエンザ:定点当たり報告数3.40(前週2.40)【県全体5.43(前週2.47)】
・感染性胃腸炎: 定点当たり報告数5.33(前週4.67)【県全体3.55(前週3.87)】
★第43週のトピック(インフルエンザについて)
県内・管内ともに定点当たり報告数が前週から増加しました。県内では、中央保健所を除く
9 保健所で前週から増加しており、つくば保健所管内(11.44)と水戸市保健所(10.71)
では、定点当たり報告数が注意報レベルの基準値(10.00)を上回る報告数となっています。
引き続き感染の動向に注意が必要です
※茨城県のインフルエンザ流行情報はこちらから茨城県感染症情報センターホームページをご覧ください。
※1 全数把握対象疾患とは
全数把握が求められる疾患は、感染症法に基づき、医師が診断したすべての患者について、保健所への届け出が義務付けられている感染症のことです。発生数が希少、あるいは周囲への感染拡大防止を図ることが必要な疾患です。
※2 定点把握対象疾患とは
定点把握を行っている疾患は、発生動向の把握が必要なもののうち、患者数が多数で、全数を把握する必要はないものです。



